慢性的な寝不足は薄毛の原因になる
脱毛を予防する為に日々 頑張ってヘアケアをしている人も多いと思います。日頃からのヘアケアというのはとても大事なことです。
しかし、食事の管理やシャンプーなどを一生懸命していても、しっかりとした睡眠がとれていないと脱毛してしまうかもしれません。とくに、慢性的な寝不足というのは髪にマイナスなダメージが蓄積されてる状態です。なにかのキッカケで一気に脱毛が促進してしまうかもしれません。
睡眠不足は血管を収縮させてしまうので、血行不良になりやすいです。髪の毛は毛母細胞が細胞分裂をくりかえして伸びていくのですが、毛母細胞の司令塔でもある毛乳頭に毛細血管から栄養がいかないと毛母細胞の活動が鈍化してしまいます。血行不良を起こすことによって、毛乳頭にしっかりと栄養がいかずに脱毛が引き起こされてしまうのです。
睡眠は誰にでもできる育毛法
毎日、しっかりとした睡眠をとることによって髪にも栄養がいきわたるので育毛効果もある事はわかっていただけてでしょうか。
また、寝不足の状態が続くと身体も怠くなり、疲れもたまりやすく、ストレスもたまってきます。このような環境は身体にも髪にも決して良くはありません。心身ともにリラックスした状態が健康な髪を育てるのです。
しっかりとした睡眠をとるという事は 誰もができる事です。薄毛や脱毛を回避するために、しっかりと寝ることを意識しましょう。
寝る時間が少ないという事は髪が育つ時間も少ないという事なのです。
髪が成長するゴールデンタイム
しっかりとした睡眠をとることによって髪や身体にとってプラスの効果が生まれます。しかし、さらに髪に良い環境を作りだす為に就寝時間も大きなポイントになってきます。
人は身体が疲れていても、ぐっすりと寝ることによって身体の疲れがなくなっています。これは寝ている時に【成長ホルモン】が分泌され、身体を修復してくれているからです。とくにタンパク質の合成を促進しているのですが、女性が寝不足で肌荒れしているなどと聞いた事はないですか?
肌も髪も“ケラチン”というタンパク質からできています。
肌に悪いということは髪にも悪いというわけです。
肌や髪を修復してくれる【成長ホルモン】は22時~2時の間が1番分泌されます。この時間帯に副交感神経が最も活発化し、成長ホルモンが大量に分泌されるのです。
この22時~2時のゴールデンタイムは髪を育てるボーナスステージなのです。この大事な時間帯にしっかりと寝ていることによって髪に栄養がドンドンと送り込まれていくのです。
この大事な時間に起きて活動していると、他の部分にも栄養をまわさなければいけないので、効率が悪くなってしまいます。
また、寝ていることによって頭と心臓が同じ高さになるので頭皮に栄養を運ぶ血流もスムーズになります。
髪に効率よく栄養を運ぶ為にも夜更かしは厳禁です。
髪が成長しやすいゴールデンタイムは、リラックスした状態でいましょう。
寝る前は頭皮の環境を最善にしておく
髪がもっとも成長しやすいゴールデンタイムにしっかりとした質の良い睡眠をとることによって髪を健康な状態に導いてくれるわけですが、この時に頭皮の環境が悪いと せっかくの成長ホルモンの恩恵が最大限に引き出せません。
髪に栄養がドンドンと送り込まれているのに、頭皮の毛穴が皮脂などで詰まっていたり、頭皮が雑菌などで覆われていては髪の成長の妨げになるのは言うまでもありません。
なので、寝る前にはキッチリとシャンプーをして頭皮を清潔な状態にしておかなければいけません。人によって髪が濡れたまま寝る人もいますが、頭皮に雑菌が繁殖する原因になるので しっかりと頭皮は乾かして下さい。
また、寝る前に頭を洗わずに朝シャン派という人もいるかもしれませんが、寝ている時の頭皮は清潔な状態でなければ髪の成長の妨げになってしまいます。これを機会に寝る前にシャンプーをしてみてください。
寝る前に頭皮を清潔にして、髪の成長のゴールデンタイムに寝る。これを毎日続けていれば身体と髪の健康は促進されます。
髪に良い事を毎日 積み重ねていつまでも健康な髪でいましょう。